欧米のヤング向けファッションチェーンで低価格のオリジナル化粧品販売が盛ん
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5月14日の日経MJに、低価格のオリジナル化粧品の展開を進めるファッションチェーンに関する記事が掲載されていました。
フォーエバー21(LOVE&BEAUTYというブランドで展開)、アメリカンイーグルのティーンズライン「エリー」、トップショップ、H&Mなどが紹介されており、いずれも、ファストファッションらしく、ドラッグストア並みの低価格で販売し、服との相乗効果を狙っているとのことでした。
記事によると、ファッションストアのオリジナル化粧品の展開については、過去にGAP、アンテイラー、クラブモナコが乗り出し、撤退したようですが、H&Mのように、70年代後半から続いているところもあります。
一般的に、化粧品ビジネスのコストの大きなシェアを占める経費に広告宣伝費がありますが、ファッションブランドにとっては、ブランドの知名度が高く、ポジショニングが確立していれば、あえて化粧品のための大きな広告宣伝費をかけずに済むため、利幅の取れるビジネスと認識されています。
実際、ラグジュアリーブランドの、コスメティック部門は、本業より稼ぐ?ドル箱と言われていますからね。
私もファッションストアでコスメティックを含む、バラエティ雑貨を担当していたことがあるので、その時の経験を少し申しあげますと、フレグランスは、非常に回転が良く、おいしい商品でしたが、カラーの多いリップグロス、マスカラ、ネイルポリッシュなどは投入時は楽しい売場づくりができましたが、消化が進むにつれて、色かけが顕著になり、売場が乱れて、〆てみると、いろんな意味でロスが多い商品群だったな~という印象でした。粗利、商品回転、在庫補充といった管理の方法が服と違うんで、絞り込み、共存の考えからも大切だと思ったものでした。
圧倒的な客数と来店頻度を誇るファストファッションストアであれば、なんらかの形で取り組み、セット率(1客あたりの購買点数)アップにつなげたいところでしょう。
こんな流れは、将来は、日本のファッションチェーンにも波及するのでしょうか・・・
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