オンワード樫山が低価格ツープライススーツ事業に参入
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5月15日の日経新聞に、オンワード樫山が本格参入することになった百貨店売場向け低価格スーツ事業に関する記事が掲載されていました。
ブランド名は、エンターG(ジー)、1着29,400円と39,900円のツープライスは、同社看板ブランド、五大陸の半額。2月に先行スタートした、阪急百貨店梅田店メンズ館の売上が好調で、今秋から多店化を図り、今期中に15店舗展開までもって行くとのこと。
オンリー、青山商事など専門店が展開するツープライスに比べると、1万円ほど価格帯が高くなりますが、百貨店となると、かなりのインパクトがあるでしょう。
記事に紳士スーツの小売市場規模に関する分析、解説もありますが、1997年、5000億円超あった市場規模は、09年に2650億円と実に、半減しているとのこと。
確かに、クールビズの影響もあるかもしれませんが、ツープライススーツ業態の登場による、1品単価の下落の方が大きいと思います。彼らは、ツープライススーツ19900円-29900円、中国縫製といっても、結構立派なイタリアの素材を使っているものも多いですからね。
百貨店も指をくわえて見ているのではなく、大丸では、ツープライススーツ業態を専門店として入居させたり、各社が、年間数回行っている催事では、「わけあって格安」スーツの販売を強化しているところです。
しかし、百貨店が、低価格のスーツを販売するにあたって、企業努力をして、この値段を実現しましたって説明したところで、では、どうして、普段はこんなに高いの?、ずっと企業努力をしてくださいって話になりはしないかな~と思うのは私だけではないと思うんですけど・・・
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