アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが、来年から中国で小売スタート
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6月14日の繊研新聞によると、アメリカのティーンズ・ヤング向け人気カジュアルウェアSPAチェーン、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが、香港小売大手のディクソンコンセプツインターナショナルと提携し、2011年の早い時期に中国進出、まずは、香港、北京、上海に出店し、その後フランチャイズ方式で、中国国内に展開してゆくとのこと。
ディクソンは、ハーベイニコルス、トミーヒルフィガーブルックスブラザーズなどと提携し、アジアで400店舗を展開する小売大手で相手に不足はありません。
The Wall Street Journal:American Eagle Outfitters to Open Stores in China
こちらの記事にもあるように、全世界76ヵ国にインターネット通販を行っている同社が(日本でもファンは多い!)、中東のドバイ、クウェート(今年3月出店)の次に選んだ海外マーケットは中国だったわけです。
2007年ごろに日本進出のうわさがあり、このブログでも取り上げ、いまだにそのエントリーにはアクセスが絶えませんが、アメリカンイーグルは、ライバル、アバクロの動向を見ていたんじゃないでしょうかね?
アバクロのように今更日本に進出して・・・より、成長性のある中国にダイレクトに行くべきだと。
日本のファンは残念に思っていると思いますが、正しい選択だと思います。
アメリカンイーグルアウトフィッターズは、現在、アメリカ国内に、同名の業態936店舗と、ティーンズインナーに特化したエリー143店舗を展開し、年商2700億円弱のアメリカ大手アパレルチェーン。先だって、ワンランク上の業態、Martin+Osaは閉鎖したばかり。
American Eagle Outfitters Web site
アメリカマーケットが飽和状態となったアメリカのファッションチェーンストアの海外進出のニュースはこれからも聞かれそうです。
関連エントリー-注目の日本未上陸ファッション企業
関連エントリー-今年、アメリカではティーンズ・ヤング、アンダーウエアマーケットが熱い
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Comments
確かにそうですね。ここ数年、海外企業の中国重視、日本は2の次傾向は強まる一方
反面、日本からの海外進出は・・・
我々にできることと言ったら何なのか、悩ましい日々です
Posted by: パンダ | June 19, 2010 01:20 PM
パンダさん
コメントありがとうございます。
そうですね。
日本のファッション業界の国際化は大きな課題ですね。
またコメントお待ちしております。
Posted by: taka | June 21, 2010 02:35 PM