ZOZO(ゾゾ)の強みはアナログとデジタルの融合
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6月2日の日経MJの一面に、国内最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」のオペレーションの強みに関する記事が掲載されており、興味深く読ませていただきました。
記事にあったアナログな話とデジタルな話をひとつづつご紹介します。
アナログな話は、ZOZOに商品が入荷してから、顧客に届く、販売のスピードですね。
11:00 ブランドメーカーやセレクトショップから商品到着
13:00 社内カメラマンが社内スタジオで商品撮影
その後、画像掲載作業
18:00 メルマガで21時発売開始の予告
21:00 受注開始~顧客注文
翌日
10:00 自社倉庫でピッキング&出荷
翌々日
11:00 顧客に商品到着
てな感じで、このスピード感、すべてを幕張本社(ゾゾベース=基地)で、服好きであり、ZOZOのユーザーでもある社員さんたちが自前でやっている強みが表れています。
デジタルな話は、顧客の入会年度が古いほど、ひとりあたりの年間購買額が高くなっているグラフです。
06年3月以前に入会して、いまでも年間1回以上お買いものしているお客さん(アクティブ)の平均年間購買額は7万9767円で、前年新規入会会員の3倍という話。
やはり、先進的な通販大手でも、リアル店舗と同じで、固定客さんに支えられているんだな~と納得。
誰でも、固定客が大事って話、わかりきっていると思いますが、私が小売チェーン勤務時代、そんな「わかってる話」を、調査を入れたり、データを分析して、数値にした時、これほど既存店の売上安定に固定客さんが寄与してくださってるんだ~とわかった時、目から鱗、身が引き締まった時のことを思い出しました。
ECは、リアル店舗がFSPやCRMシステムを入れないと暗黙知のままの定性的感覚を、あっと言う間に、いとも簡単に数値化してしまうことができるんでしょうね。
その他、ECながら、いろいろリアル店舗っぽいアナログチックなところも多く、とても楽しく記事を読ませていただきました。
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