2009年度アウトレットモール市場規模
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7月5日の日経MJに、市場調査でおなじみの矢野経済研究所がまとめた2009年度のアウトレットモールの売上高に関する記事が掲載されていました。
施設数 36
売上高 5578億円(見込み)
前年比 5.2%増
また、10年度は、開業(予定)が2施設あり、10.9%増の6188億円と予測されているようです。
厳しい市況の中で、当然のごとく、伸び続けるアウトレットモールの売上。集客力のない施設の淘汰はもちろん進みますが、ここ数年で、アウトレットモールは、ほんとに、日本特有に進化?したように思います。
本来在庫処分目的のアウトレットに、専売商品が登場し(ここまではアメリカのアウトレットモールでもそう)、シーズン中の売り切れない商品や設定販売期間を過ぎた商品、はたまた売れ筋商品の残、各店から集まったいわゆる「バラもの」のような掘り出しものが加わり、店頭鮮度が高まっただけでなく、
以前は、プロパー店のセール後に行っていたアウトレットセールも、いまや同時、または、プロパー店よりも早くセールを立ち上げる施設も出てきました。
都心部や駅前にアウトレットを作る動きも出ていますし。
これは、補完的というより、もう、ひとつの販路として、完全にひとり歩きし始めた感がありますね。
日常に入り込むアウトレットの開発に強みを持つ三井不動産に、非日常のエンターテイメントにこだわるチェルシー。これからも、ファッション消費の選択肢としてのアウトレットモールの展開から目が離せません。
関連エントリー-アウトレットモールの08年市場規模
関連エントリー-第3の市場となるアウトレットモール
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