メーカーズシャツ鎌倉が初の自社工場を設立
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8月11日の日経新聞に、国産のドレスシャツを4900円(税込5145円)のワンプライスで販売することで、成長中の「メーカーズシャツ鎌倉」が、初の自社工場(大阪泉南)を新設することに関する記事が掲載されていました。
同社は、1993年の創業以来、福島などの国内7か所の協力工場と首都圏の自前の店舗網を直結する、シャツ専業のSPA(製造小売業)モデルの先駆け的存在として、知名度を上げながら無理なく成長して来ましたが、自社工場を持つのは初めてとのこと。
新工場は、製造委託工場と折半出資(1億円の投資)で3年以内に稼働させる計画のようで、これにより、現在の3割増の年間80万着以上の供給が可能になる模様。国内販売だけでなく、中国への輸出も検討するとのことです。
記事によると、自社工場では、熟練技術者を指導者に若手工員を育てるとあり、既存の協力工場への支援体制も視野に入れているようです。
先ごろ、私も寄稿させていただいた、ちばぎん総合研究所発行「マネージメントスクエアー」というビジネス雑誌に掲載されていた、同社創業経営者である貞末会長(70)の記事も読ませていただきましたが、ご苦労をされながら、手堅く無理なく会社を大きくされ(10年5月期年商見込み21億円)、現在、20代、30代の若手社員たちに権限移譲をしながら、トライアンドエラーを認め、商売人としてのスピード人材育成をされている話がとても印象的でした。
レッグウエアのタビオにしても、メーカーズシャツ鎌倉にしても、専業でそこそこの規模であれば、まだ、国産SPA(製造小売業)が台頭する可能性は残されているのかな、と期待しています。
その共通のキーワードは、国産のクオリティへのこだわり、信念と若手人材育成への情熱であることは言うまでもありません。
今後の動向に注目し、応援してゆきたいたと思います。
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