トヨタが人材育成のために残業復活
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9月25日の日経新聞の一面に、金融危機後の業績悪化にともなう経費削減の一環で残業を原則禁止としていたトヨタ自動車が、今後、ベテラン、中堅社員による職場での若手の人材育成のための時間をつくることを目的に、残業を復活させることに関する記事が掲載されていました。
記事によれば、同社では、これにより、中堅以上の社員は、昼間は若手を指導し、就業時間後に自分の仕事をこなす、など柔軟な働き方が可能となり、トヨタの強みである「教え、教えられる社風」を復活させ、ベテランのノウハウを伝承し若手に徹底的に仕事を任せる風土をつくりをめざすとのことです。
日本の効率経営の象徴のようなトヨタ自動車が、リコール問題というきっかけもあったかもしれませんが、本来強みとしていたノウハウの構築と伝承による人材育成の社風を復活させるという話。
○社内の人材育成は現場で行われるべきであること、
そして、
○それには腰をすえてかからなければならないこと
ファッション業界では、売上げに直結する接客やVMD研修を除くと、会社を挙げての体系だった人材育成に取り組まれている事例は極めて少ないのではないでしょうか?
トヨタの事例から、多くの会社が上記を理解され、人の学び、成長への投資を奨励されることを望みます。
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