ユニクロ心斎橋グローバル旗艦店
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先日、大阪のクライアントさんとのミーティングの前後(昼と夕方)に、10月1日にオープンした心斎橋筋のユニクロの日本初グローバル旗艦店を覗く機会がありました。
長堀通りから見ると、ZARAの裏ですが・・・心斎橋筋の入り口。広くて、きれいで、見やすくて、エレクターもなくて、これが新しいユニクロかぁ~というお店です。木目の床、白を基調とした什器の内装は・・・なんかちょっとGAPっぽいかな~という印象。
昼、夕2回とも、それぞれ小一時間くらいで、4階から地下1階まで、商品の展開とお客さんの反応を見て周りました。
報道によると、品番数は615品番とのことですが、素材数が数えられるくらいに絞り込まれ、カラー数(柄含む)はそこそこ豊富ですが、前シーズンよりもずいぶん品番数も少なくなって見えます・・・インナーウエア、アンダーウエア、とファッションコーディネート用のパーツが単品訴求で、整然とならぶ、明るい巨大ウエアハウス?という印象です。
正直言ってしまうと、外装、内装(什器)は、未来的、アップルストアみたいに、すっきりしていて、きれいかもしれませんが、私にとって、ファッションストアとしては、ワクワクしない、つまらないお店ですね。
買い物に来てた女性から出るオーラは、いつものユニクロと同じ、ある意味、冷静な、「妥協のオーラ」。スーパーに買い物に来ている主婦が、必需品を予算と値段で選ぶ時と同じ空気感です。
そこんとこ、は店頭で、登ったり降りたりするマネキンではごまかされません(笑)。
その逆が、H&Mなどエンターテイメント型ファストファッションの大型店の店頭だと思います。
店頭は、ファッションという切り口で、企業と顧客が掛け合いで作る、期待、意外性、鮮度、客数、商品回転、スイッチの入った顧客のオーラの連鎖によって、相乗効果がかかり、活性化されてゆく・・・まさにエンターテイメントビジネス。
話をユニクロに戻して・・・
グローバル旗艦店ということで、観光客とか、「見に行くお店」、「見せるお店」としてはいいかもしれませんが、目的買いに来たお客さんには、欲しい商品にたどり着くのにちょいと時間のかかる不便なお店に感じます。
でも、一昨日のブログエントリーのように、ここまでパーツに徹するのが、ユニクロの本来の仕事の方向性なんだろうな~、と納得。
そういう意味では、ユニクロのベーシック回帰ののろし、アジアに向けてのグローバル発信の拠点としては、ふさわしい、素敵な出来のお店だと思いました。
最後に、余計なお世話かもしれませんが・・・早く心斎橋筋に目的買い顧客を大切にする、買い物のためのユニクロ店舗をもう一店舗、開業した方がよさそうですね。
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