「中国巨大ECサイト、タオバオの正体」は中国ビジネスを知る入門書
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中国巨大ECサイト タオバオの正体 (ワニブックスPLUS新書)
を読みました。
出店店舗数250万以上、年間取引額 約2600億元(約3兆6000億円)、中国最大のCtoC(タオバオショップ)BtoC(タオバオモール)、のECサイト「淘宝網(タオバオ)」。
この本は、日本企業、日本人が、タオバオにどう参入し、運営するかのサポートサービスを北京を拠点に行う著者による指南書ですが、タオバオがどう大成功を収め、うまくいっている出店企業、個人の要因を整理することを通じて、
・中国人の購買行動
・中国人のビジネスモラル
・中国人の起業家精神
の基本中の基本がとてもわかりやすく解説されています。
もちろん、それがすべてだとは言いませんが、これから中国ビジネスに取り組もうとお考えの方、興味を持っている方の入り口としてはとてもよい本ではないかと思いました。
○相手を簡単に信用しない中国人にどう安心感を与えるか?
相手を信用することが前提の日本人がまず乗り越えなければならないハードルでしょう。
○ノウハウを得ると自分でやってしまう中国人とどう付き合うか?
「パクリ」の感覚が日本人と全く違う。
○元手は少なくても、誰にでもチャンスが・・・
手の届くチャイニーズドリーム
今まで断片的に聞きかじった中国ビジネスへの疑問が解け、スッキリするかも・・・タオバオはある意味、中国ビジネスの縮図かも知れませんね。
とても頭が整理され、勉強になりました。よろしかったらお読みになってください。
いつもお読み頂きありがとうございます。
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Comments
こんにちは
先日中国EC関連のセミナーに参加する機会が有り、
こちらの本で理解を深めてから参加することができました。
有難うございます。
中国での展開にブランド力は必須要件と考えていましたが、
日本メーカーの中国製にはがっかりする中国人もユニクロは歓迎していたり、
アパレルでも、日本での知名度が大きいブランドとは限らなかったり、
PR・マーケティングによりチャンスは作れるものだと感じました。
Posted by: aya | November 16, 2010 10:42 AM
ayaさん
参考になってよかったです。
中国は、日本の流通のしがらみに関係なく、商社が小売りを始めたり、やり方次第で、無名なところが、やり方次第で成功する可能性もありますね。
Posted by: taka | November 16, 2010 09:12 PM