ダイドーリミテッドが日中米伊のテーラーをFC化
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11月20日の日経新聞にニューヨーカーなどのアパレル・生地メーカーとしておなじみのダイドーリミテッドが、後継者難に直面している高級スーツを仕立てるテーラーを組織化し、各テーラーが店頭で受注するオーダースーツの生産を受託するビジネスに乗り出すとのこと。
仮縫いは国内のグループ工場で対応し、その後同社の中国工場で縫製して、テーラーに納品する形をとるようです。
同社が銀座で運営するテーラー店「ダイドーテーラリングスタジオ」の屋号を使ってFC(フランチャイズ)形式で組織化、先ずは国内からスタートし、来春は中国、3年後には日中伊米180店舗と提携し、年商20億円を目指すとのこと。
おそらく生地を供給している、富裕層も顧客に持つテーラーの廃業によるビジネス縮小を食い止めながら、同グループの中国工場のキャパを埋めようという目的だと思いますが・・・興味深い取り組みですね。
これまでテーラーでスーツを仕立てていた層にとっては、店頭での親父さんあるいは店舗スタッフと会話をしながら、自分だけの一着が出来上がるという楽しみのプロセスがあると思います。
FC化っていうと何か機械的、マニュアル的なイメージもしますが、知識とそれを裏付ける技術のわかった人材もあわせて育てて頂きたいですね、さもなければ後に続かないですから。
そんな取り組みを期待しつつ、同社のこのビジネス展開を楽しみにしたいと思います。
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