LUSH(ラッシュ)の店頭デモンストレーションはジャパンオリジナルだった
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11月19日の日経MJの一面に、我が家も行く先で見かけるとついつい立ち寄ってしまう、英国発入浴剤&スキンケアで多店化推進中のLUSH(ラッシュ)の国内出店、ブランドの魅力に関する記事が掲載されていました。
1998年に日本法人を立ち上げ、自由が丘に出店して以来11年が経過、店舗数、売上は引く手あまたで、2ケタ増を続けているようで、10年6月期末で、145店舗、150億円の規模になるようです。
あの坪数で、一店舗あたり年商1億円超は立派ですね~。
広告宣伝は特に打たず、店頭を中心に、デリカテッセンのような店舗の世界観、自然派、社会貢献をアピールしている同社ですが、店頭での泡立てデモンストレーション、豊富なテスター、香り・・・五感に訴えるところが店舗の魅力であるところは、誰もが認めるところではないでしょうか。
英国ブランドのジャパン社で、日本の店舗のつくりの多くが、本国の英国流ですが、店頭のデモンストレーションは、日本のアイデアであったことは興味深かったです。
私は、店頭商売が好きなもんで・・・試食、試飲、お試し(試着だってそうですよ)などなど、店頭でのデモンストレーション、掛け合い=エンターテイメントの楽しみ、親しみに、過当競争下の差別化である「体験」、「共感」の提供ということで、重要性を感じています。
以前もご紹介したカルディ-コーヒーファームの試飲サービスなんかもそうですし・・・
関連エントリー-カルディコーヒーファームに見る店頭エンターテイメント
同様に、アースミュージック&エコロジーが常套手段として、SCでは習慣になりつつある「タイムセール」も、コミュニケーション戦略のひとつ、エンターテイメントとして、やっているのか、売れないからやっているのか、他社がやっているからやっているのかで、意味と効果が全然違いますから・・・
ラッシュの話に戻しますが、本国本社もサービス水準は日本の方が上と認め、これらの日本オリジナルのアイデアを逆輸入しているとか・・・
こういう発想こそ、グローバル企業ですよね。
世界統一でありながら、本国流だけを押しつけるのではなく、ある国でいいことで、世界でもいいことを認め、世界に広げて行くことは、グローバル企業の必須スペックであると思います。
来年には、体験スペースづくりの一貫として、代官山にスパSPAを開設するとか・・・
体験型ファッションストアのロールモデル(お手本)として、今後のご活躍も楽しみにしています。
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