企業トップが語る店長像
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1月1日の繊研新聞、新年スペシャル版に、同紙の不定期?特集、「店長に役立つページ」のコンテンツのひとつ、企業トップによる「店長へのメッセージ」、「(トップが求める)店長像」の2010年ダイジェスト版が掲載されていました。
私自身、店長研修や店舗研修などにも関わるかたわら、業界有力企業のトップが小売業の要(かなめ)である店長に対しどんな思いを持っているのか、毎回興味深く読ませていただいていたものでした。
今回紹介されている10社の企業トップのメッセージの中から、抽象的であったり、漠然とした言葉ではなく、私も、とても共感できる、わかりやすい言葉で語られた「店長像」をご紹介させていただきます。
○(一国一城の主として)お客様に直接向き合うスタンスでいて欲しい(ビームス設楽社長談)
○(最大の役目は)全員のベクトルを目標に向けること(アーバンリサーチ竹村社長談)
○(高額の年収を得ている店長がいるのは)何人もの優秀な人を育ててきたから(サマンサタバサリミテッド寺田社長談)
同じ記事中に、現役店長100人を対象としたアンケートの結果も掲載されており、「新年の目標」では、当然のように「予算達成」、「自身のスキルアップ」、「売上アップ」が上位にありますが、3社の社長が語るように、
○本部の方を見て仕事をするのではなく、会社の代表として、顧客や近隣としっかり向き合う姿勢・覚悟
○チームを同じ方向に向けるリーダーシップ(=強権発動ではなく、明確なヴィジョンを指し示すこと)
○将来店長ができる人材をどれだけ育成できるか?
といった基本を踏まえて、地道に行動していれば、売上は自然と付いてくるものだということを、業界経験の中で、多くの店長さんたちから教えていただいたものです。
今、店長として、奮闘されている方々へ。
店長職に奇策なし、戦術だけに頼らず、本当の役目を理解して、自分磨きに励んでいただきたいと思います。
そして、本部の仕事は、そんな店長さんが報われる環境づくりに他なりません。
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