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January 15, 2011

しまむらの新標準(フォーマット)づくり

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1月14日の日経MJに、しまむらが展開する「ファッションセンターしまむら」が、今後の出店において、従来約330坪だった標準売り場面積を、360坪に拡大することに関する記事が掲載されていました。

 同社は、「ファッションセンターしまむら」業態において、日本全国約1200店舗の標準店舗体制が確立。

 今後の成長戦略の第2ステージとして、近年出店している

○ 大型SC内の大型店の販売効率がよいこと、また

○ 都心に出店した同社にとっては小型の店舗も格段に販売効率が高いこと

 に目をつけ、新しいフォーマット(標準)づくりに着手、勝算をもって、本格出店に入る、というものです。

 大型化については、新規出店のほかに、既存の比較的販売効率の高いお店の増床移転なんかも検討されるのでしょうね。局地戦では、サンキとか、しまむらよりも大型のお店を展開する競合ディスカウンターに押されているところもあるような気もしますので。

 また、都心部は物件ありきで、いかに出物を、ものにするか?で、売り場面積のえり好みはできないのは言うまでもありません。

 大型化、小型化、いずれにしても、商品構成はけっこう小さな単位でモジュール化されている同社ですから、よしとして、いくつかのオペレーションのパターンを確立することが成功のキーになるでしょうね。

 世界の都心部で、どんな大きさの物件でも上手に料理してしまう事例としては、H&Mが有名でしょう。

 彼らはMDのモジュール化と時間単位のスピード管理をうまく確立している近代的チェーンストアの代表だと思います。

関連エントリー-H&Mの強みはモザイクマーチャンダイジング
関連エントリー-ポスト・チェーンストアオペレーション

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