スリーコイン(300均)の喜び
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1月19日の日経MJに全国の商業施設で人気の300円均一(300均)の雑貨チェーン3社に関する記事が掲載されていました。
業態名 運営会社 店舗数 売上高 SKU数 創業
3 COINS (スリーコインズ) パル 65店舗 81億円 約2000 1994年
ミカヅキモモコ 三日月百子 67店舗 28億円 3~5000 1999年
Cou Cou(クークー) ビルジャン 32店舗 21億円 約4000 2005年
各業態のURLは以下の通り
3 COINS (スリーコインズ)
ミカヅキモモコ
Cou Cou(クークー)
その昔、小売りで雑貨バイヤーだったこともあったり、また、現在、中学校1年生の娘もいるので、この手の業態は、店の前を通るたびに気に留め、宝物さがしを楽しみ、慎重に品定めをして、お買いものをしている子たち(若い主婦も結構多い)の気持ちに立って、眺めておりました。
その中でも、特に魅力を感じ、興味深かったのが、ミカヅキモモコでしたので、今回の記事、とても興味深く読ませていただきました。
記事でなるほど・・・と思ったのは、同じ300均でも、3COINSと CouCouが、それぞれ、立地、客層に合わせた商品開発型、前者はバイイング出身、後者はメーカーが取引先をテイクオーバーした形なのに対し、ミカヅキモココは、アウトレットという違いでした。
確かに、他の2社にくらべ、キャラクターものがそこそこあるのに、安いな~(もっとも100均にもキティちゃんはありますが・・・)と思っていたミカヅキモモコは・・・
商品寿命の短い商品特性のキャラクターものも含むファンシーグッズに目をつけ、もともと希望小売価格1000円前後の商品を、メーカーが新商品と入れ替えるタイミングに、120-150円で仕入れ、税込315円で販売するビジネスモデル。
取引先は現在300社あり、1か月で8割の商品が入れ替わるというから、確かに・・・見る度に、レッグウエアやアクセサリー以外は、店頭がそっくり入れ替わっている印象を受けることに納得がいきました。
仕入れることができたメーカー残品を売り切りごめんで売るから、商品管理はしない、という同社は、成長は急がず、5年後に100店舗年商45億円を目指すとのこと。
確かに、他の2社がバイイングから自社商品開発に入っているように、チェーン店進化論の観点から考えると、店舗を拡大する過程で、商品の安定供給が課題になると思います。
今後、更なる多店化にあたり、アウトレット、バイイング(仕入)、商品開発をどんな按排で展開してゆくのか、興味深いところですね。
1か月の限られたお小遣いで目いっぱいおしゃれを楽しむローティーンの女の子たちのために・・・各社の成長、発展を応援しています。
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