ファッションブランドのECへの取組み
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2月9日の繊研新聞、特集記事、「ネットコミュニケーションEC新時代」には、市場拡大中とは言え優勝劣敗、淘汰の様相も呈しているファッションECビジネスの最新元気企業、サービスの動向がまとめられており、興味深く読ませていただきました。
特集は、お約束どおり?この9カ月間で商品取扱高(販売代行も含む)が400億円を突破したというゾゾのスタートトゥデイの前澤社長のインタビューで締めくくられていました。
同社前澤社長のコメントはいつもながらわかりやすい言葉で語られ、「『ECがファッション業界を変えた』と言われるようになりたい」と明確なビジョンが頼もしくも感じました。
しかしながら、ちょっと引っかかったのは…ブランドとの提携に関して、それは
「ブランドには差別化できる、価値ある商品を作ってもらって、ゾゾは売りに徹したい」
という言葉の裏にあると思われる日本の業界の甘え?です。
確かに、EC黎明期~成長期にゾゾが業界の急所である在庫の流動化やネットによるコミュニケーションといった部分をソリューションし、時の企業となるのは大いに歓迎すべきことですが…
前澤社長自身も言われるように、リアルだろうがネットだろうが、ブランドが顧客と接している部分はすべてブランドの一部であって…
立ち上げ時は、ECのプロのゾゾの手を借りるとしても、おんぶにだっこではなく、将来的にはノウハウを吸収し、ゾゾから卒業して、自前でコントロールするつもりで取り組まなければならないのではないかな~と思います。
一方、ゾゾ自身もそのころはまた次のステージに進化しているでしょうし…
海外の有力企業はECビジネスはブランディングの一環で自前でやっているはず。
このあたり我々のコンサルティングというビジネスにも同じことが言えると思っています。
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