プラダが香港で初上場へ
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先週の日経MJや今週のWWDジャパンに伊プラダが香港で初上場することに関する記事が掲載されていますが…
同社が上場した時の時価総額はミラノなら5600億円のところ、プラダが成長中の香港では7800億円超つくのではないか?とはWWDジャパンのインタビューに答えたアナリストのコメント。
記事によれば、東アジア中華圏の売上比率がすでに20%あり、エリアの成長率も高い同社が、事業拠点の軸足を香港において、さらなる成長を目指すにはいい判断ではないでしょうか?
日本でも、東証やジャスダグではなく、アジアでの初上場を検討する企業の話も耳にします。
日本ではネットビジネス以外は斜陽産業扱いのファッション産業。
日本の新興成長ファッション企業が、評価が低く調達資金に期待できない日本よりも、香港、台湾、上海…特に09年度に株式公開(IPO)で、世界で最も資金調達が行われた香港市場で上場を検討するのは当然でしょう。
私もパートナーになっている、株式公開コンサルティングのIPOソリューションズによると、
今後、香港を拠点に東アジア、東南アジアで事業を展開するのであれば、香港で上場し、資金調達を行うのは理にかなっているとのこと。
おおざっぱですが、
調達資金 香港>日本
法人税 香港<日本
上場費用 香港<日本
上場維持費用 香港<日本
※ 但し、弁護士費用は日本よりかかるので費用面では相殺される可能性があるので、注意
になるようです。
あくまでも、香港に本部を置いて事業を行う覚悟がある場合で、調達だけを目的にするのはナンセンスであることは言うまでもありませんが・・・日本企業のひとつの生き方であると思います。
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