ゾゾタウン、中国へ、世界へ
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4月27日の繊研新聞によれば、日本最大のファッションECサイト、「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイはソフトバンク、中国アリババと共同出資でスタートトゥデイホンコンを設立し、「ゾゾタウン」の中国進出を進めているとのこと。
今年9月中旬に中国でゾゾタウンを開設するとともに、中国最大のショッピングモール、タオバオにゾゾタウンを出店し、2つのサイトを運営する模様。タオバオのインフラを活用し、全面支援が受けられるとは心強いですね。ユニクロに次ぐ日本の大手企業の成功になるかもしれません。
一方、翻訳の方は、5月にゾゾタウンドットコムを開設し、日本語、中国語、韓国語、英語に対応し、82カ国へ600ブランド以上の商品を受注、配送するしくみを構築するとのこと。
これまた楽しみです。
さて、気になる商品在庫と顧客への配送ですが…
記事によるとドロップシップメント(中国生産などを一旦日本に持ち込まず、そのまま中国などで荷渡しするもの)も検討しているとのこと…
確かに日本のファッションブランドは中国生産が多いですが…これについてはどうでしょうかね?
「理屈的」にはその方がコストが安くつくかもしれませんが、
中国生産の商品を中国で販売する場合でも、一旦スペインに集めてまとめて中国含め世界に配送するザラの例をみても…
物流や在庫管理は、同じ流れに乗せる方がトータルコストが安くついたり、その他のメリットも大きいものですから、長い目で見て判断されたらよいと思います。
いずれにせよ、日本最大のジャパンブランドの集積である「ゾゾタウン」の海外進出、世界のおしゃれさんはお待ちかねだと思いますので上手くいって欲しいですね。
楽しみにしています。
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