コスト高局面は社員を鍛えるチャンス
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4月8日の繊研新聞のボイス(日経新聞の「回転いす」にあたるもの)に掲載された、ニトリの似鳥社長のコメントに感ずるところがあったので、引用させていただきます。
これまでの円高局面は、海外生産を行う内需型流通業にとってはフォローの風(コスト安)でしたが、これに対して、似鳥社長は、
「今後予測される円安は、社員がしごかれ、成長するチャンスになる」
(円安は社員が為替変動を予測して手立てを考え、知恵を出し合い、技術を磨かざるを得なくなるので)
「円安で不景気になると開発力がむしろ向上する」(以上引用)
とコメントされています。
円安にしても、原材料高にしても、中国の賃金上昇にしても、業界にとって、今、大変な局面を迎えていると思いますが・・・
コスト高を言われるままに、ストレートに小売価格に転嫁するのは簡単ですが、
どうしたら値上げをせずに、儲けを残すことをできるか?
会社ぐるみで、これまでのやり方を変え、自社コントロールできる改善策を考え抜くことは・・・社員が鍛えられ、企業の足腰を強くする、成長につながる好機と考えるべきなのでしょうね。
そして、社員が考え、知恵を出し合い、工夫を実行する環境を整えることこそ、今、トップに求められている役割なのではないでしょうか?
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