小売チェーンの震災の影響は「限定的」?
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4月15日の日経新聞に、3月の大震災を受けての流通大手企業の今期(2012年2月期)業績見通しが掲載されていました。
総合スーパー(セブン&アイ、イオン)、コンビニ(ローソン、ファミマ)、専門店(しまむら、ニトリ)といった、比較的日常の必需品を扱うチェーンストアは・・・4月の販売が堅調であることも受け、下期の復興景気も期待するところもあり、通期では大きな影響はなく、出店計画も変更しないところが多いようです。
一方、「ハレ」消費に業績が左右される、百貨店(高島屋、Jフロント)は、自粛ムードによる消費マインド冷え込みの懸念、回復には半年から1年かかる、と見ているようですね。
3月中旬に春のピーク週のある百貨店、婦人服のマイナスが致命的なのに対し、チェーン店は4月やゴールデンウィークで挽回できれば、春夏で見れば何とかなる?という実売期の違いもあるでしょう。
私の周りでも、震災当週末と翌週前半に影響はあったものの、その後、開業日数や営業時間に変更のなかった店舗は、前年並みまたは予算クリアをしていた店舗が多かったようです。
また、震災にあたって、地域密着型のチェーンでは、改めて、「日常のありがたみ」を実感した生活者や店舗の声を聴き、絆が深まり、存在意義・使命を確信し、これまでの本部主導型品ぞろえから地域の要望をくみ上げる品ぞろえの導入を検討していたり、さらなる出店を検討しているチェーンもあるようです。
私が信条としている格言のひとつに
「神は乗り越えられない試練は与えない」
というものがあります。
私はキリスト教徒ではありませんが、壁にぶつかった時に、そう考え、時間がかかるかもしれないけれども、冷静に対処を考え、行動することにしています。
実際に被災された方々は本当に大変な境遇、思いをされていると思いますが・・・
今回、日本人は、見たり、聴いたり、体験したり、したことを通じて、いろいろなことを考えたことだと思います。風評や極端な報道をする偏ったメディアに振り回されることなく、自らが感じたことをバネにして・・・これから、日本、日本人が、一皮むけた国家、国民になるきっかけになることを期待してやみません。
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