日本でファッションのフラッシュセールサイトはどれだけ普及するだろうか?
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5月10日の日経新聞に、ソフトバンクがアメリカ最大級の会員制高級ブランド割引販売サイト、ギルト(世界会員350万人)に資本参加し、日本円で約52億円を出資したことに関する記事が掲載されていました。
ソフトバンクは同時に日本法人ギルトグループの第三者割当増資を引き受け、日本法人の折半出資株主にもなるようです。
また、13日の日経MJには、米ギルトにソフトバンクだけでなく、ゴールドマンサックスも含む投資家集団が、合計約115億円もの資本注入をする背景として、最近のアメリカのフラッシュセールサイト(アメリカでは、時間限定の瞬間セールを行うということで、こう呼ばれます)を取り巻く背景に関して詳しい記事が掲載されておりました。
アメリカでは、今年5月にアマゾンがフラッシュセールに参入したり・・・
昨年2月には、本来ブランドを大事に販売すべき百貨店のノードストロームが、米ギルトよりも多い会員数400万人を誇るオート・ルックを買収したり、
ニーマンマーカスやサックスフィフスアベニューも自社でフラッシュセールサイトを立ち上げたようで・・・
アメリカのフラッシュセールサイト市場は激しい競合、再編の状況にあるようです。
日本での、フラッシュセールサイト元年は、米ギルトの日本進出である2009年(3月)でしょうか?
関連エントリー-ギルト(GILT)の日本進出は、日本でのブランド販売の常識を崩すだろうか?
ほぼ同時に計4社のフラッシュセールサイトが立ち上がりました。
関連エントリー-欧州最大の会員制ファミリーセールサイト、ブランズ・フォー・フレンズ(brands4friends)が上陸
アメリカでは盛んな、販路として、位置づいているようですが、私は、日本においては、ファッションフラッシュセールサイトの認知、市場の広がりよりも早く、フラッシュセールサイトの企業参入が相次いだため、誰も旨味を得ずに、撤退組が出たという印象を受けています。
毎日、登録サイトからメルマガが来ますが、苦肉の策で、当初とは違った趣旨にビジネスも広がっているような気がします。
ソフトバンクがギルトに資本注入して、日本でもフラッシュセールサイトの認知が高まり、果たして勝ち組は生まれるのか?とても興味深く見守って行きたいと思っています。
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