季刊専門誌「流通とシステム」に、ファッション専門店のリアル店舗とネット通販のシナジー効果に関する寄稿記事が掲載されました。
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この度(7月末)発行された、専門誌「流通とシステム」147号(財団法人流通システム開発センター発行)の特別企画の中で、ファッション専門店の最新マーケティング事例のパートを担当させていただき、ユナイテッドアローズ(UA)さんのリアル店舗とEC(ネット通販)のシナジー効果の取り組みを中心に書かせていただいた記事が掲載されましたのでお知らせいたします。
流通システム開発センターさんは経済産業省のもと、日本でJANコードやICタグを取りまとめていらっしゃる専門的で、ちょっとお堅く感じる機関ですが、今回の特別企画は、
我が国小売業態における新たなマーケティング戦略への取り組み
ということで、百貨店、食品スーパー、コンビニ、ファッション専門店、ドラッグストアなどなど、身近な小売業態のマーケティングトレンドに関する記事が多い号になります。
私のパートであるファッション専門店のところでは、2010年から2011年にかけてのファッション業界のマーケティングマクロトレンドを3つご紹介し、
その中でも、企業が中長期的に取り組むべきEC(eコマース)の最新事例として、ユナイテッドアローズさんの事例を、同社取材と私の専門知識に基づいて深堀りさせていただいたものです。
eコマースの技術や新規性に関しては、もっと先を行った事例はいくつもあると思いますが・・・
取り組みと収益が伴っている、「地に足がついている」取り組みという観点では、UAさんの事例が最先端のひとつだと思っています。
少し前に、ブログでWWDジャパンのeコマース特集に関してエントリーを致しましたが・・・
このエントリーの中で読者の皆さんに問いかけた、
eコマースに取り組む上での「目的」と「危機管理」
に関する答え、運用に関する私の持論を、今回の「流通とシステム」の記事の中でわかりやすく解説しています。
それは、要約して言うと、
〇eコマースサイトをリアル店舗と全く同列に位置づけ、
〇顧客の新しい購買心理、購買行動に先回りをする形で、
〇顧客を自社の在庫運用(ディストリビューション、アロケーション)の中に巻き込んでしまう
という取り組みなのです。
eコマースに取り組む全てのファッション専門店の方々に是非、お読みいただき、考えていただきたい内容、と自負しておりますので、よろしかったら、上記の「流通とシステム」のサイトからご購入いただければと思います。(一般書店では販売されておりません)
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