ファッションメガストアの魅力
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10月5日の日経MJ一面にユニクロ、ZARA(ザラ)、H&M、コレクトポイントなど国内外のグローバルSPA(アパレル製造小売業)のメガストアを集積し、先頃オープンしたキャナルシティ博多イーストビルの記事が掲載されていました。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…大型店集積に関する業界専門家意見として、私のインタビューコメントも掲載されています。
メガストア、大きい順から
ユニクロ 748坪
ZARA(ザラ) 735坪
H&M 719坪
コレクトポイント 438坪
記事によると、当初、デべ(商業施設側)がザラ、H&Mに話を持ちかけた時、両社とも1500坪級の売場を要求して来たとか・・・
最終的には、ユニクロに僅差で一番大きな器を渡して、顔を立てたというところでしょうか?
それにしても、ザラ、コレクトポイントにとっては国内最大級店舗、H&M、ユニクロにとっても九州最大店舗となる集積は圧巻ですね。
いずれも九州の旗艦店、これから九州の方々も今まで海外や東京の一部でしか味わえなかったファッションメガストアでのお買い物を楽しんでもらいたいと思います。
外資系グローバルSPAが得意とするのはメガストアで演出するエンターテイメント。
ウィンドウ、店頭ディスプレイ、内装、音楽、のみならず、空間を十二分に活かし、ファサード(入り口入ったところ)から階段、エスカレーター、吹き抜きまで・・・
来店客の動き、そして「買い物スイッチ」の入った客が発するオーラ、フェロモンすら店舗の演出に使ってしまう巧妙さです。
そんな彼らのお店は・・・
主役は「商品」というより「来店客」、と考えて設計されているのではないか?と
感じますね。
これから外資グローバルSPAと戦うファッションストアは、商品の良しあしは当然のことながら、商品を売らんかな、だけでなく、プル型で顧客心理をくすぐる、このあたりの技術も研究しなければ勝ち目はないような気がします。
私が、こんな風にファッションメガストアについて、いろいろ語るのが好きなのは、海外滞在(アメリカ西海岸)やマーケットリサーチでの実体験です。
自分自身がお買いものが好きなことに加えて、仕事柄、おかげさまで、ホントにワクワクするファッションストアにいくつも巡り合って来たと自負しています。
そして、アパレルチェーン勤務時代は、複数の200-300坪級の店舗の運営にも携わって来たものでした。
来春には、東京お台場に開業するダイバーシティが今回のキャナルシティよりも大がかりなファッションメガストアの集積になるようで・・・
これから、日本でも、ファッションメガストアでのエンターテイメント的なお買い物がエンジョイできる場所が増えることを楽しみにしています。
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Comments
こんにちは、スーパー営業マンです。
ZARAって、僅差でユニクロに近い店舗数なのですね。
ユニクロが圧倒的に多い気がしてました。
ポチしておきました。
Posted by: スーパー営業マン | October 12, 2011 09:54 PM
売上規模と店舗数の多さ、世界ではH&M、ZARA、UNIQLOの順ですよ。UNIQLOの店舗数、数年後には、ZARAを抜くかもしれません。
Posted by: taka | October 15, 2011 11:25 PM