ユニクロのソウル明洞中央店の初日の売上がなんと1億3500万円!
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11月21日の日経新聞一面トップ記事は、日本市場に飽和感を覚え、海外出店を進めている日本の小売り・外食業の海外出店数が、日本国内の出店数を上回り始めた、いわゆる「内外逆転」の加速についてでした。
ファッション流通企業の数字だけご紹介すると、
ユニクロは、今期 海外107店、国内25店(同社の出店の内外逆転は創業以来初めて)
無印良品は、同 海外34店 、国内20店 2021年には国内と海外の店舗数が逆転の見通しとのことです。
いずれも出店から退店を引いた、純増ベースの数字です。
今年2011年はそういう意味で、日本の小売業にとっての転機の年になるのでしょうね。
ところで、11月11日にユニクロが韓国ソウル明洞にオープンした世界で6番目のグローバル旗艦店(1200坪)の初日の売上が日本円にして1億3500万円だったそうです。
これはびっくり。1日でですよ!
私が業界内で小耳にはさんだ数字ですと、日本でのオープン初日最高売上記録は2009年新宿西口店の1本だったそうですから・・・それを大きく上回る、もしかしたら同社のみならず、世界のファッション小売業のワールドレコード(世界記録)かもしれませんね。
(H&Mのワールドレコードである2008年の銀座オープンの初日ですら、あそこまで並んでユニクロの新宿西口の8掛けだった模様)
さすが、韓国の熱狂的な消費者、ユニクロのレジ台数、さばき力がなせる業だったのでしょう。
一体何台のレジ用意したんでしょうね。
このあたりユニクロは、H&Mやフォーエバー21あたりよりも一枚も二枚も上手ですね。沢山並ばせればいいってもんじゃない、レジ台数とどうさばくかで売上がどう伸びるのか、よくわかっていらっしゃいます。
この手ごたえは、きっとユニクロのアジア出店の加速につながるでしょうね。
欧米で背伸びして無理をするより・・・戦力をまずは東アジアに集中させた方がよいのでは?と思っているのは私だけではないでしょう。
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