メーカーズシャツ鎌倉が白洋舎と取り組むシャツメンテナンスプログラム
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11月1日の日経新聞、2日の日経MJによれば、シャツ専門店のメーカーズシャツ鎌倉が、11月1日から全店でのシャツ購入者を対象に白洋舎のシャツクリーニング無料券の配布を始めたとのこと。
店頭では、無料券と同時に、白洋舎が監修した「Cotton シャツお手入れのご紹介」というリーフレットが配られるようです。
記事によれば、年間50万枚のシャツを販売するメーカーズシャツ鎌倉が、1枚のシャツに対して、1枚(3ヵ月有効)の無料券、1年間で50万枚配るというから、一時的な販促プログラムではなく、長期的な取り組みのようです。
白洋舎のホームページによると、ワイシャツのランドリーの単価は368円(税込)。
近所にワイシャツランドリー1枚100円台のクリーニング屋さんが増えている昨今、368円は結構高い方で、ホームページなどを読む限り、機械化とスピード化が進む格安クリーニング屋さんに対して、白洋舎は丁寧に扱うことをこだわりにしているようです。
実際、私もワイシャツのクリーニングを100円台のクリーニング屋さんに出すことがありますが、たまに、襟にアイロンじわが残っていたり(←これは100円でもやり直してもらいます)、何回も出しているとボタンが割れたりして、自分で取り替えたりします。
ワイシャツって、消耗品だし、色モノ柄モノだと何回も着ていると飽きる時もあるし、まぁ、こんなもんかなと妥協をして出すこともありますが・・・
こだわって買ったドレスシャツに関しては、デラックス仕上げにしてもらったり、使い分けているものです。
話を戻しますが・・・記事を読むだけだと、ちょっと商業的な販促チックな臭いもしましたが、
ファッションの使い捨て時代に、商品を大切に、上手にできるだけ長く、お付き合いをしてもらいたい、という思いから始まったこのプログラムには共感できますね。
業界の現状は、残念ながら、作るだけ作って、買っていただいた後のメンテナンス、けっこうないがしろにしてることが多いですから・・・(汗)
ただ、商品にケアラベル(取扱い注意書き)沢山つけて、保身、自己弁護に走ればいいってもんじゃない・・・
お客さんは、そもそも、ケアラベルなんて、よく見てないし、注意書き多ければ多いほど読まなくなりますから(実は、私もうちでは洗濯する方なので心から申し上げます)・・・
それより、作り手が、商品特性を理解し、店舗にしっかり伝え、販売員さんには、出来る限り、お客さんに購入商品との「付き合い方」を説明してもらう、ファッションストアは、そんな地道な努力を続けなければいけない、と常々思っています。
今回のメーカーズシャツ鎌倉の取り組みは、それに通ずる思いを、まずは、外部の手を借りて第一歩を踏み出したものと解釈させてもらいました。
継続しながら、店舗スタッフさんの教育、お客さんの啓蒙が進むこと、そして、そんな取り組みに業界の多くの企業が関心をもってくれるといいな、と思っています。
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