ビームスが取り組む新市場、新世代向けライフスタイル業態
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1月16日の繊研新聞、トップに聞くにビームス設楽社長のインタビュー記事が掲載されていました。
とても興味深い、同社の新しいマーケットに対する新業態に関するコメントがありましたので、一部引用、ご紹介させていただきます。以下引用。
「今までのビームスは値段が100円でも100万円でも、商品に歴史とか背景といったこだわりやかぶれのようなものを込めていた。もちろん、そういう品質も価値も伴った商品の市場は残る。一方で、今までとは違う価値観のブランド、セレクトショップをディフュージョンやファストファッションとは違う形でやらなきゃいけない、とも思っている。」
ということで、
・(今まで出店していなかった)ショッピングモール向けに、
・家族3世代くらいをカバーできる、
・ウエア以外に雑貨、生活用品の比重が高く、
・ファッションよりライフスタイル色の強い
新業態を開発、今春1号店をオープンし、今秋から3~5年で30-40店舗、売上高100億~150億円を狙うとのこと。
ショッピングセンターで1店舗あたり3億円強の売上を狙うなら、少なくとも100坪以上の大型店になるのでしょうね。そして、年商規模100億~150億となれば、同社の柱のひとつになる業態。
いろいろなカルチャー、ライフスタイルの変化に取り組むビームス社のことですから、ファストファッション時代、メガストア時代の生活者の価値観の変化への対策を模索していたのは、当然のことでしょう。
私は、アウトレットモールの専売ブランド、「BEAMS HEART(ビームスハート;同社のアウトレットモールの商品の半分がこのブランド)あたりが、その実験ではないかと思い、ちょっと気にして見ていましたが・・・
それとも、この春、お台場のダイバーシティに出店する旅をコンセプトにMD変更をした「BEAMS LIGHTS(ビームスライツ)」のことなのでしょうか?
とても興味が尽きないところです。新業態楽しみにしていましょう。
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