「2022―これから10年、活躍できる人の条件」を読んで
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神田昌典さんが書かれた
2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
を読みました。
ファッション流通に直接関係のある本ではないですが・・・クライアント先の若手社員の方々やブログを読んで下さっている方々にお会いすると、「最近のお勧め本、教えてください」と聞かれることも少なくありませんので・・・
本の内容が、ファッションビジネスにも、これからの皆さんの働き方を考える上でも、応用できるヒントが沢山詰まっているので、ご紹介しておきます。
神田氏ご自身が、本書の冒頭で書かれているように、アマゾンのレビューなどを読むと、確かに賛否両論ですね・・・
でも、評価の低い方々のレビューは、もともと本を沢山読んでいたり、教養が豊富にあって、重箱の隅つついてるだけの感じがして、
一方、私にとっては、とてもわかりやすく、今がどんな時代で、自分が、これからどんな方向を向いて仕事をしていったら良いかが短時間で整理できる良書であるとともに・・・
クライアント先の向学心旺盛な、特に、20代後半から30代の若手の方々にもお勧めしたい本だと思いました。
この1冊で、
これから5年先、10年先、世の中どうなっていくのかな?という歴史の読み方から、
うちの会社、かかわっている事業、ブランドは、今どんな段階にあるのかな?(事業の寿命)
今の売れ筋商品いつまで売れるかな?(プロダクトライフサイクルの考え方)
といった身近な未来予測、需要予測の基本的な考え方、法則、尺度がわかる。
はたまた、
では、自分は会社の中で、社会でどんなこと考えて働いたらいいのかな?
といった働き方の気づきまで、
もちろんハウツー本ではないので、はっきりとした答えは書いてありませんが、多少、問題意識をお持ちの方であれば、仕事に、生きかたに結構刺激になる本ではないかと思います。
時代にしろ、事業にしろ、ブランドにしろ、商品にしろ、一定のサイクル=寿命ってものがあって、大まかに導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つに分けることができる。
そのステージごとに活躍する人と対応のしかた、頑張り方は違う
という、マーケティング理論を学ばれた方であれば、当たり前のことかもしれない、いわゆるライフサイクル理論を、いろいろなことに当てはめて考えてみよう、というやる気が湧いて来ます。
単なる未来予測本として読むか?少しでも今の仕事に活かしてみようとして読むか?でアウトプットも、5年後の皆さんの働き方も変わってくると思いますよ。
ご興味持たれたら、是非お読みになってみてください。
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