しまむらの業績は一番わかりやすい衣料消費インデックス
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3月19日の日経新聞、月曜経済観測に、ファッションセンターしまむらを展開する、しまむらの野中社長のインタビュー記事が掲載されていました。
内容は、東日本大震災後の都道府県別消費動向から、同社のメイン客層である主婦の購買心理、最近では、ティーンズ向けトレンド商品を強化していることから、カジュアルマーケットのトレンド動向まで、とてもわかりやすく語られていました。
しまむらは、ご存じの通り、全業態含めて全国1700店舗以上を展開し、今のところ手薄な東京、大阪の都心部を除き各地域で一定のマーケットシェアを持っており、なおかつ、実用衣料から1470円、1870円をプライスポイント(最多価格帯)とする低価格のシーズントレンド商品まで幅広く品ぞろえ、おもいやりをもって安定供給しているので、
同社の既存店売上高前年対比をはじめ、同社の数値は、かなり信頼性の高い衣料消費インデックス(指標)として、業界、投資家の中で、定評があります。
これまでの?ユニクロのそれが、ヒット商品やプロモーションによって乱高下しているのとはとても対照的だと思っています。
まあ、それも企業、経営者の生きざまですので、どちらが正解とは言えませんが・・・
持続可能な成長、従業員の成長・働きがいがテーマの私としては、しまむらさんから学ぶことの方が多いですが・・・ドラマとしては、ユニクロさんの方が面白いですかね~(笑)
そんなしまむらの野中社長によれば、
消費の底堅さを実感している
といいますから、業界にとっては明るい話ではないでしょうか?
さて、以前も何度かブログでご紹介しましたが、同社が決算ごとにリリースする決算概要は、ファッション流通企業がKPI(key performance indicator)=重要業績評価指標としている数字をとても細かに公表しているので、経営者、経営企画担当者のバイブルと言っても過言ではありません。
うちのマーケットは違う、うちはトレンドファッションを売っているのだ、と思われる方も、過去数年間分を一読されたらいかがでしょうか?
目から鱗の数値が沢山出ていますよ。
よく業界の初対面の経営者の方から、業界水準(数値)を教えてくれ、と言われることが少なくありません。
事情をお聞きして、数値を選んでご紹介することもありますが、まずは決まって、しまむらの決算概要をご覧になったらいかがでしょうか?とお勧めすることにしています。
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