当日配達・送料無料
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7月31日から日経新聞で始まった、「競うネット通販」という連載記事を興味深く読ませていただいております。
1回目のテーマは、配送。
小見出しには 「当日・無料・・・配送の常識変わる」 のフレーズ。
ご存じのようにアマゾンがリードして次々に変える通販ビジネスの常識の数々。
配送サービスに関するゴールは、ブログタイトルにあるように 「当日配達・送料無料」
業界はこのキーワードに向けて全てが動いていると言っても過言ではありません。
最近、このテーマに関する新聞や雑誌の記事は必ず目を通し、消費者としては、便利になることを歓迎しながら、いやはや、すごいことになっているな~とも思います。
いつも思うのは、この件に限らず、競合他社の後追いや、かかるコストのことばかり気にして、顧客の消費行動、購買心理の視点から先を見通せない会社は、今後も常に後手に回り続けるか、ただの経費倒れに終わるだろうなということ。
そして、EC、通販業界の進化、競争の話ではなく、この話は、リアル店舗を含めたお買いものや消費の近未来を考えさせられる問題だとも感じます。
顧客は欲しい!と思ったものは、待てない、すぐに手に入れたい。
より快適に、よりスマートに、スピーディーに、提供できた企業が支持をされる、ヘビーユーザーになって行く・・・
これから、ECがどんどん便利、快適になって行き、リアル店舗でできないことも次々と実現して行くことでしょう。
そして、顧客にとってみれば、同じお買いものことですから、ECもリアル店舗も境目はなくなり・・・
リアル店舗でいままでやっていなかった、サボっていたサービス、制度、習慣に関しても、当たり前のように求めて来て、対応が迫られるようになるのではないかと見ています。
VMDよろしく、店頭でいくらきれいに、魅力的に商品を陳列しても・・・欲しい色、サイズが欠品していたらNG
お取り寄せに数日かかるなんてNG
その気にさせるんだったら、最初から、ちゃんと店頭に揃えておいてよ、ネットならいつもあるのに・・・
商品がいくら素敵でも、どんな素晴らしい接客でも、その場に在庫がなければすべては水のあわです。
リアル店舗には、リアルならではの接客、体験がある、なんて、もう精神論だけじゃいけないと思います。
ECが進化しているのに、リアル店舗もロジカルに進化しなければ・・・
ちゃんと在庫を把握する、もう店頭の在庫欠品状態を放置しない、補充できないならタイムリーに在庫集約する、できないものは、店頭で、iPadのような携帯端末で画像と在庫状況を見せながらご案内し、その場で決済し、ご自宅に直接お届けするなど、ECとの連携も必要かもしれません。
そんな具合に、リアル店舗も進化をして行かねば・・・
ECの進化を見るたびに、リアル店舗には関係ない、とは思えない、その先に顧客が求めてくるであろう、カイゼンを思いめぐらす今日この頃です。
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