大丸松坂屋とワールドが共同でオムニチャネルリテイリングへの取り組みを開始
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11月13日の繊研新聞、11月21日付(14日発行)の通販新聞に、大丸松坂屋百貨店とワールドが両社のウェブストアを活用した 百貨店&アパレルメーカーコラボ型オムニチャネルリテイリングの取り組みを開始したことに関する記事が掲載されていました。
通販新聞のウェブサイトにほぼ全文が掲載されているのでリンクを紹介させていただきます。
通販新聞:オムニチャネルへの挑戦、大丸松坂屋百貨店、ワールドとのO2Oを実験
スタートトゥデイの「WEAR」のサービスがスタートした11月8日(金)から1週間遅れることなく、13日(水)に両社が始めたサービスは・・・
大丸松坂屋のウェブストア経由ワールドオンラインストアで選んだ商品を大丸松坂屋の特定店舗で試着の上受け取ることができる 「クリック&コレクト」(自宅受取も可)
大丸松坂屋内のワールドの特定ブランドの店頭で在庫がなかった場合、店頭のiPadからワールドのオンライストアにアクセスしてオーダーをかけ、店舗でも顧客の自宅でも受け取れる 「エンドレスアイル」
の二つ。
今のところ、特定ブランド、限定店舗ですが、
ワールドのオンラインストアの在庫を有効活用することで、
大丸松坂屋に手数料を払うことで実現したこの取り組み、
なかなか、やるではありませんか?
「WEAR」のバーコードスキャン機能に目くじらを立てて、禁止しているよりは、自分たちならどうするか?どうできるか?を前向きに考えた取り組みとして大いに評価できる話ではないでしょうか?
正直、現状では、欲しい商品に行きつくこと、決済などに手間がかかり過ぎたり、制約があったりしますが、
前向きにスタートしたことが大事で、ユーザーの使い勝手と両社の利益の折り合いをつけながら、カイゼンしていただければ、いい方向に向かうのではないか?
と期待しております。
そして、磨きをかけて、
館(ファッションビルや百貨店)とテナント(ブランド)が「顧客のために」気持をひとつにして実現可能なオムニチャネルリテイリングのひとつのモデル
にしていただきたいですね。
WEARも今回の大丸松坂屋ワールドの取り組みも、モバイルデバイス、アプリ、SNSの活用といったITリテラシーでファッション企業の先を行っている消費者行動に追い付き、応えようとするものでしょう。
マーケットは顧客最適に向かう・・・が「消費の正解」 ですので、
くれぐれもそれに逆行する発想ではなく、各社、消費者に使い勝手がよく、快適なお買いもの環境、お買いもの体験を実現して、
結果、関係者全員がWIN-WINになることを目指して頂きたいと思ってやまない今日この頃です。
追伸: 多くの方々が新聞の購読を辞め、ネットニュースを読む昨今。時代に逆行して(笑)?11月から通販新聞を購読し始めました。
木曜日週一回の週刊ですが、ブランド企業のEコマース、ECモール、物流事情を消費者視点に立った書かれた読み応えのある記事が少なくありません。今後、日経新聞、日経MJ、繊研新聞、WWDとともに、気になる記事をブログでも取り上げて行きたいと思います。
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