この価格でこの品質!?今はクオリティに対するサプライズが大事な時代
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7月9日の日経新聞一面、 セブン&アイ鈴木会長語録が満載の記事はほんとに目が覚めます。
その中のひとつをご紹介させていただきます。
先の消費税5%への増税時はディスカウント店による安さが支持されたのに対し、今回も安さが支持されるというのは以前(古い)の考え方だ。今、求められているのは「質」だ。
とおっしゃる鈴木会長。
「質」の重視は ここ何年か鈴木会長が繰り返しおっしゃっている言葉です。
しかし、この言葉を聞いて誤解してはいけないのは…
いい素材を使って、こだわってつくったら・・・こんないいものになりました。 高いけどいいでしょう?
という旧態依然とした 作り手都合の積み上げ的な価格設定は 今どき通用しないということです。
今、求められているものは・・・
「この価格でこんなに良い品質!?」
という、顧客が価格に期待していた品質を明らかに超えるものであり、良いものをこれまでにない価格で実現するイノベーションであり、要は 価格とクオリティのバランスに対する「サプライズ」であると思います。
そんなサプライズを実現し続ける企業が次の流通革新の担い手であることは間違いないでしょうね。
アベノミクス下、小売の店頭は厳しさが続く昨今です。
店頭を見ていて、そんなことを実現し始めたところが健闘しているお店の共通点である、と感じています。
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