テクノロジーの進化を企業よりも消費者が享受する時代のファッション販売
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2月末に発売になったファッション販売(商業界)4月号の恒例 業界フレッシャーズ向け特集「ファッションビジネス業界のすべて」の中の「業界のあらまし」 に 「市場の変化と世界専門店の推移」というタイトルで 2ページ分の寄稿させていただきました。
寄稿の要点は
・日本のファッション流通市場では バブル崩壊以後 マーケットリーダーとなる企業の努力(流通革新)によって10年周期でパラダイムシフト(時代のテーマの変化)が起こっていること
・世界のアパレル専門店トップ5(インディテックス、H&M、ファストリ、GAP、Lブランズ)の過去10年間の売上推移や成長率を見ると・・・
それはローカルの話ではなく、グローバルマーケットにも共通して起こっている変化であること
そして
・今年が次のパラダイムシフトの始まりの年であること
です。
寄稿の中で一番言いたかったのは・・・
2010年代の初頭までテクノロジーの進化のご利益や情報革命を受けて、売上や利益を伸ばしたのは
SPA(製造小売業)やファストファッションなどの「企業」側でした。
今、そしてこれからテクノロジーの進化による情報伝達のスピードや利便性を享受するのは
企業というより、スマホを手にした「お客様(消費者)」側にであるというパラダイムシフト(時代の変化)です。
長年、企業を中心にマーケットを語って来た業界論にとって極めて大きな変化だと思うんですよね。
名実ともに企業が主役の時代からお客様(消費者)が主役の時代に変わる。
お客様がもつ情報量が格段に違うわけで
そうすると店頭の仕事のしかたも大幅に変わって来ていますよねって話です。
これって店頭に立つスタッフさんだけの話ではなく本部側の仕事のしかた改革も必要って話です。
みなさんの会社、あるいはお客さんとして、よく行くファッションストアはお客様の情報のスピードに追いついていますでしょうか?
そんな話を 図表やグラフを使ってわかりやすく説明しています。
他にもいろいろなライターの方が書かれたファッション業界入門編の業界の構造を理解できる記事が盛りだくさんなので業界で働き始めた方自身やそういった方に教える立場の指導員の方にお勧めの特集号です。よろしければご一読を。
関連エントリー‐世界アパレル専門店売上ランキング2016 トップ10
執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩
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