過去最高益を更新したファストリの決算発表資料から国内ユニクロ事業の課題を読み解いてみた
WWDJAPANの月イチ連載中の「ファッション業界のミカタ」(ファッション流通企業の決算書の読み方)。
11月21日発売の連載43話目は、先月過去最高益の発表をしたファーストリテイリングの決算書を取り上げました。
黒字化し、成長軌道に乗り始めた欧米事業の一方で、国内ユニクロ事業の収益性の課題やグローバル企業としての在庫問題について解説しました。
どこかの地域が厳しければ、他の地域がカバーする。今回の決算はそんな典型的なグローバル企業の決算だったのではないか、と思います。
そんな状況を歓迎する一方で、よくあるライフサイクル理論からすると、もしかして、国内ユニクロ事業は成熟期の晩期に近づいたかもしれないと思われる話、
一方、アジアでつくって、欧米で拡販する時のリードタイム問題、過剰に在庫を抱えてしまう問題について考えてみました。
これまでの同社の突破力から考えると、何らかの施策で乗り越えて行くでしょうが、どんな形で乗り越えて行くのか楽しみです。
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ファッション業界のミカタ Vol43~国内ユニクロ事業の課題を読み解く
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩
【参考】ショッピングのデジタルシフトの真っただ中、その先にあるのはどんな未来なのか?10年後のファッション流通の未来を考察しました。
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